ヒカル

カリスマYouTuber・ヒカルが1月9日、『天皇陛下から紺綬褒章を賜りました』と題した動画を公開。

2020年12月に村上隆氏とのコラボ服を販売し、その売上金2,172万円を赤い羽根共同募金に寄付したことから、紺綬褒章を受章したことを報告した。

村上氏とのコラボ服売上金を寄付

「今回は夜からとあるところに向かっている」と車内よりコメントしたヒカル。

1年前に村上氏とのコラボ服の売上2,000万円ほどを寄付したことを振り返り、「それに対して国から褒章みたいなものが出るらしい」とことの経緯を説明した。

ヒカルは「学校生活で一度ももらったことない」「書道もやってなければ美術も俳句もなし」「一切お立ち台に上がらなかった男」と自身の過去を振り返ると、「そんな僕は恐らく人生初の賞」「人生で始めての表彰状が天皇陛下から」と興奮気味。

「もしかしたらもう二度とないかも」「タイトルに天皇陛下なんて出てくることはない」「最高に光栄なことなので本当に嬉しく思う」など思いを打ち明けると、「地道な活動が認められて嬉しい」「ありがたく頂戴しよう」と語る。

今後も寄付を継続

目的地に到着したヒカルは、さっそく褒章本文の「日本国天皇は右を公益のため多額の私財を寄付したことについて表彰する」を音読。

今回ヒカルが受賞した紺綬褒章の受賞基準は、企業は1,000万以上、個人は500万円以上の寄付が条件。さらに経営に問題がないか、個人の場合は犯罪歴まで見られるとのことだ。

賞状を受け取るとヒカルは、「卒業証書以来だったので緊張した」「今後も貢献できるように頑張る」とコメントした。

ちなみにヒカルの寄付金は子どもが工賃を稼ぐ道内の施設に設置される消毒や検温機器、車2台に代わったとのことだ。

「今後もし続けて頂ければ、なんかヒカル号みたいな名前をつけてお送りさせていただくとか」と、赤い羽根共同募金の担当者から伝えられると、「じゃあもうちょっといっちゃおっかな」 「自分が活躍する限りは何かしら形になるようなことが出来たらと思う」 と、今後も継続する意思も見せた。

慈善活動は売名行為と発言

「良い活動に関わらせてもらったなという感じ」など感想を述べたヒカルは、同動画で自らの慈善行為に対するポリシーを明かす。

「困っている人は無限にいるから全部は助けられない」ことから「自分のことを善人だと思わない」と自身を省みるヒカルは、「僕は自分で慈善行為を偽善とか売名とか言うようにしている」と話す。

「過程すっ飛ばして結果が大事」「結果世の中に何をしたかというところで僕なりにやれることをやろう」「俺も人なので自分の気分で出来る範囲でやろう」と考えを着地させると、ヒカルは「事業でもやれる限りのことをやっていきたいな」と意気込んだ。

褒章受章という、トップYouTuberでもなかなかない偉業を達成したヒカル。今後の活躍も期待したいところだ。

出典:ヒカル(Hikaru)

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