年末の12月31日に格闘技団体「RIZIN.33」大会で見事勝利を収めた朝倉未来が1月6日、『八百長事件について 』 と題した動画を投稿。

シバターと久保優太の間で浮上した八百長問題について言及した。

八百長問題は「RIZIN史上はじめて」

大晦日に行われた「RIZIN.33」でシバター対久保優太の試合に八百長疑惑が浮上している問題について、朝倉未来がついに口を開いた。

同動画で朝倉は、八百長問題が起こったことは「RIZIN史上初めて」と発言。

今回の問題を受け、ほかの試合も八百長なのではないかと言われていることもあり、この点について朝倉は、海外の賞金のかかった試合の場合は有り得るかもとしたうえで、RIZINの場合は「（ほかの選手が）八百長をするメリットがないんですよね」と、RIZINでの八百長は完全否定した。

「八百長を受けてしまった久保にも非がある」

今回の対戦について朝倉は「シバターの作戦勝ちかな」と話す。

「（八百長の行為事態は）クズで、あってはいけなですけど……」とした上で、シバターのずる賢い部分を見抜けなかったことや八百長を受けてしまった久保優太にも非があると指摘をした。

久保優太が音声を流出させたことについては、「ちょっとダサい」と発言。

「久保選手が純粋過ぎた優しすぎたというところと、安定のシバターがクズなんだけど、結果は作戦勝ち」という印象だとし、RIZIN側には今回の八百長問題の件についてしかるべき適切な措置をとってほしいと述べた。

同動画ではシバターと久保の両者は朝倉がRIZINに推薦した選手であることも明らかにしており、そんなふたりが起こしてしまった今回の1件に、朝倉自身も責任を感じている様子をみせた。

Breaking Downでの八百長疑惑も否定

1月5日のコレコレの生配信ではシバターと久保の電話音声を公開。この電話のやりとりでは、シバターがBreaking Downでも選手間の申し合わせがあったかのような発言をしていたことが発覚した。

このBreaking Downは朝倉がアドバイザーを務めるアマチュア格闘技団体だ。ここでも八百長が行われているのではないかという件に関して朝倉は、「それはまったくなくて」と否定している。

ちなみに今回のシバターの発言を受け、Breaking Down側も6日付けで文章を公表。

「Breaking Down 運営事務局が、関与した事実は一切ございません。事実確認も含め厳正に対処してまいります。」とし、同団体は今後もこのような事態については「法的措置も含め、厳格に対応させていただきます」としている。

RIZIN史上初の八百長問題、RIZIN側はどのように措置をとっていくのか……。シバターが8日の動画で手の内をずべて明らかにしたいま、RIZINの説明が待たれている。

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出典①：Breaking Down Twitter