YouTuber事務所VAZが25日、公式WEBサイトで『YouTuberよりひと氏の逮捕についての弊社見解』と題した文書を掲載。チャンネル登録者数66万人を超えるYouTuberのよりひとが逮捕されたことを発表した。
ことの発端は3月、VAZに所属する当時中学生のYouTuber「さくら」が、過去にいじめ行為をおこなっていたとする動画をよりひとが投稿したことにある。
さくらとは「令和の美少女カリスマ中学生」と呼ばれるYouTuberでもあり、TikTokのフォロワーは120万人を超える人気インフルエンサーだ。
さくらはいじめについて否定、所属事務所であるVAZもよりひとに対し、3月18日に『よりひとの動画に関する警告文の送付について』と題した文書をWEBサイトで公表。動画の停止・削除を要請し、法的措置も取ることを辞さないとしていた。
ところがよりひとは翌日の19日にもさくらのいじめ行為の主張を辞めず、被害者とされる同級生からの証言を得るなどして、さくらのいじめ疑惑を取り上げ続けていた。
これに対しVAZは再び3月20日に公式WEBサイトを更新。『訴訟の提起に関するお知らせ』と題した記事内で、よりひとの不法行為について訴訟を提起することを発表したのだ。
しかし3月22日によりひとは、引き続きいじめ問題について触れ「いじめを受けていた被害者である女子生徒が、さくら側から脅されている」と発言。「その後当人同士の話し合いの上、和解した 」と取り上げ、この話は落ち着いたように見えていたのだが……。
当人同士はが和解したにもかかわらずよりひととVAZは対立し続けており、よりひとは10月25日、板橋警察署より名誉毀損で逮捕されたのだ。
今回のよりひとの逮捕についてVAZは、「警告文を発信していたにもかかわらず無視し、不法行為を継続していたため、タレントの安全性が確保できない可能性があると判断しました」とコメントしている。
またいじめ動画に関しては「事実と異なるもの」と発信しており、最後には「悪質な内容につきましては、今後も法的措置をとる」と明言した。
よりひとは2020年の3月にも暴行罪の容疑で逮捕されており、2度目の逮捕となる。以前は暴行事件がヤラセだったことも判明し、不起訴になっているものの今回はどうなるのだろうか……。
今後の展開にも注目が集まる。
文:sumika
出典①:「VAZ」公式HP
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