
『公認 かなえ先生への共感』の「【ヤングケアラー】探偵ナイトスクープが大炎上…日本のロールモデル家庭の闇」は、1月23日放送の人気番組が大炎上した背景を心理学・福祉の専門的視点から解説した。
12歳の長男が「長男を変わってほしい」と番組に依頼し、6人きょうだいの世話と家事を担う実態が明らかになった。
母親は遠世店を経営し、父親は手伝いをしているが、家庭内の家事は長男と父親が担当。
放送後、母親と見られるSNSアカウントが発掘され、子供への暴言や不適切な投稿が次々と明らかになり炎上状態となった。
かなえ先生は放送を見て「炎上するだろうな」と直感したという。
福祉や医療支援が必要な家庭をエンタメの枠組みで紹介したことへの違和感を指摘。
特に印象的だったのは、霜降り明星せいやが笑いに走らなかったことだ。
長男が「自分が長男であることのしんどさ」を言語化できていること、10歳と8歳の次男・長女が「お前1人でやってると思うな」と攻める場面など、子供たち全員が過重な負担を抱えている様子が見て取れた。
長男が家出した過去も明かされ、大きなSOSだったと分析する。存在感の薄い父親と、家族を従業員のように使う母親の構図は、この家が実は「母親を頂点とした会社」ではないかという鋭い指摘だ。
視聴者からは「これはヤングケアラーだ」「児童虐待ではないか」という批判が殺到した。
しかしかなえ先生は警鐘を鳴らす。親への批判は結果として子供たちに貫通ダメージを与えてしまうのだ。
長男は「1日長男を変わってほしかっただけ」で、両親を叩いてほしかったわけではない。
凸や嫌がらせは子供の立場をさらに悪化させる恐れがある。
この家族は実は「両働き子だくさん」という国が求めるロールモデルだ。しかし適切な支援がなければ、全ての負担が子供に降りかかる構造的問題が浮き彫りになった。
子供が子供らしく生きる権利を諦めるような社会であってはならない。今必要なのは親を批判することではなく、長男に「1人の時間」を与え、家族全体を支える福祉の拡充ではないだろうか。
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