
『かちょ / Kacho』の「【謝罪】登録者100万人超えのYouTuberにパクリだと言われている件について」は、人気YouTuberテセサクに、テセサクchの動画がパクられていることを指摘された同チャンネルが真摯(しんし)に謝罪した。
炎上という重い状況に直面しながらも、メンバー全員で問題と向き合い、30本以上の動画を削除するという思い切った対応を取った姿勢が印象深い。
動画冒頭でメンバーが語るのは「SNS上でバズったものをやるのはクリエイターとして当たり前」という認識の甘さ。
水鉄砲やシャトルランといった企画でテセサクの動画を参考にしていたことを認め、「セリフや落ちは変えているから問題ないだろう」と考えていた当時の心境を率直に明かしている。
特に注目すべきは、テセサクからの「パクッてますね」コメントに「ハートマークをつけて重く捉えていなかった」という証言。
フランクな交流のつもりが、相手にとっては深刻な問題提起だったという認識のずれが浮き彫りになる。「考えが甘かった」と振り返る姿に、若いクリエイターが陥りがちな盲点が見て取れる。
「YouTubeやめろ」というコメントが殺到する中、メンバーたちは学園コメディ形式でこの騒動を表現する独特のアプローチを選択。
学園コメディでは、テセサクchとの「全面戦争」を口にする一方で、実際にはテセサクから「一緒にご飯を食べに行きたい」という温かいメッセージを受け取っていたという展開に、視聴者からは「最後は仲良くなれて良かった」という安堵の反応や、「謝罪にコスプレはいらなかったのでは?」と意見が割れている。
ただ問題を真正面から受け止めている姿勢は、視聴者から一定の理解を得ているようだ。謝罪から始まった騒動が、新たな交流のきっかけに変わる瞬間を目撃できた。
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