先日チャンネル登録者数が200万人を突破し、勢いに乗っている注目度No.1の5人組YouTuberのコムドット。そんなコムドットが、1本あたり12時間かかるという編集の様子を公開した。
コムドットは2年半毎日欠かさず動画を投稿し続けているというが、このことがそう簡単ではないことは一般人でも何となく推測は付く。YouTuberといえば「好きなことだけをしている」イメージが先行しているが、本当にそうなのか。
コムドットは5人組だが、リーダーのやまとは会議など渉外的な仕事が多いため、残りの4人がペアを作り、リレー形式で、編集を行っている。まずは、あむぎりとひゅうがの2人がカット作業と白テキ打ち込みを担当し、ゆうたとゆうまがテキスト打ち込みとBGM挿入を担当。これらが全て終わったらリーダーのやまとによるチェックが入り、細かい修正を加えた上で完成となる。
まずはあむぎりによるカット作業だ。動画編集に使用する機材は8TBのMacbookPro、ソフトはFinalCutProを使用しているという。撮影にはSONY4Kカメラを使用しているが、カメラの台数が多いとそれだけダウンロードと編集が大変になるそうだ。「パソコンを休ませる暇はない」と言い、交代で食事と休憩、数十分単位の仮眠を取りながらも急ピッチで作業を進める。途中、リーダーのやまとから電話が入り、進捗状況報告や翌日のスケジュール調整なども行われる。
チャンネル登録者200万人突破の動画を撮影後、午前3時から始まったカット作業であるが、あむぎりは眠気が限界まで達し、寝落ちするのを防ぐため、立ちながら編集作業を行っている。ひゅうがも限界の眠気の中で白テキ打ち込みを行うため、誤字を何度も連発してしまう。
あむぎりとひゅうが眠気と戦いながら作業を終了させたら、今度はゆうたとゆうまによるテキスト打ち込みとBGM挿入だ。この2人も一気にやるのではなくこまめに交代しつつ、休憩を入れる。特にBGMは動画の世界観を決定するため重要な作業だが、これまた眠気を誘う作業のようだ。
ここまでの作業が終わると、いよいよリーダー・やまととゆうまによる最終チェックだ。この段階で細かい修正を行い、トータル12時間の耐久編集作業を全員で力を合わせてやり遂げた。
華やかな動画の裏側は、過酷な社畜以上の地道な作業があった。「好きなことだけをやっている」と思われていそうだが、「好きでやっているが、それに附随して大変な作業もある」としたやまと。それでもYouTubeやファンが大好きだから今後もどんどんチャレンジしていくとした。
文:39ライター
サムネイル出典:コムドット Twitter
出典:コムドット
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