2022年7~9月期、YouTubeで一番再生されたチャンネルは「さがわ」【BitStar発表】

YouTubeやTikTokをはじめとするクリエイター支援事業・コンテンツ制作事業を展開するBitStarが10月7日、クリエイターや動画チャンネルのランキング「インフルエンサーパワーランキング by BitStar」を発表。

2022年7~9月にYouTubeとTikTokで活躍したクリエイターや動画チャンネルが明らかになった。

チャンネル総再生数上位はショート動画クリエイター

2022年7月~9月のチャンネル総再生数ランキングで1位を獲得したのは、YouTubeやTikTokにショート動画を投稿している「Sagawa/さがわ」チャンネル。海外のアニメやキャラクターのまねを面白おかしく再現したり、奇抜なチャレンジを実践したりするクリエイター。タイトルはすべて英語になっており、海外向けのショート動画がバズっている。現在の登録者数は1320万人。

2位には、1位と同様にショート動画で人気急上昇中のISSEI / いっせいがランクイン。ISSEI / いっせいも海外向けにショート動画を発信している。1年前からショート動画を作り始め、人気が爆発した。現在の登録者数は665万人。

3位には、飯テロTiktokerとして有名なバヤシTVがランクイン。バヤシTVは低糖質の料理を作って食べる動画を投稿してる。パーソナルトレーナーをしていた過去もあり、低糖質に関する本も出版している。現在の登録者数は742万人。

2022年7月~9月の結果を見ると、ショート動画を中心に投稿しているクリエイターが上位にきている。さらに、日本向けではなく、海外向けに投稿しているショート動画が人気。今後も海外向けのショート動画を制するものがランキングを制すると同社は分析。

動画再生数ラインキング上位は歌関係!

1位には現在公開中の映画「ONE PIECE FILM RED」劇中歌「逆光」がランクイン。「逆光」は「うっせぇわ」で大ヒットしたAdoが担当した。今回、「ONE PIECE FILM RED」に出てくる歌をすべて歌っている。今回は1位だけではなく、5位「Tot Musica」6位「ウタカタララバイ」にもランクイン。

2位には、TWICEの「Celebrate」がランクイン。「Celebrate」は日本で4枚目のアルバムになる。TWICEの日本デビュー5周年を盛大に祝う楽曲になっており、TWICEのプロデューサー・J.Y. Park氏が作詞を担当し、メンバー全員も作詞のアイデアを出した。

3位に登場したのはブックオフのCMでおなじみ「好きなのあるじゃん!寺田心さん店内ライブ」篇。寺田心の振り切った演技が話題となった。あのかわいらしかった寺田心が頭を振り回す姿はシュールで、だれもが1度は見たくなる動画。

新設開設チャンネルラインキング!1位は羽生弓弦!上位はジャニーズが独占!

1位には、フィギュアスケート界の王子「羽生弓弦」のチャンネルがランクイン。羽生弓弦は現在、プロに転向して、競技者からは引退している。2022年8月7日にチャンネルを開設して、現在(2022年10月)は登録者数が72万人に到達した。2か月間の間に4本の動画を投稿しているが、登録者数の伸びはまだまだとまらない。

2位には、ジャニーズWESTがランクイン。ジャニーズWESTは関西ジャニーズJr.出身の7人組グループだ。3位にはHey! Say! JUMPがランクイン。ジャニーズのグループがYouTubeのチャンネルを開設すると、すぐに50万人近くは増える。

今期の特徴としては、ジャニーズグループのYouTubeへの力の入れ具合が目立っていた。また、新チャンネル1位の羽生結弦さんをはじめ、スポーツ界のYouTube参入も続いている。

タイアップ動画ランキング!

1位に輝いた「SHEIN」は手ごろな価格で、レディース・メンズのおしゃれな服や雑貨などをお得に手に入れられるファッション通販サイト。新世代YouTuberとして人気の中町綾やななこ、話題にあがりやすいエミリンやてんちむがSHEINを紹介している。

2位のnoshは健康的で美味しい食事が自宅で手軽に楽しめる宅配食弁当。コロナ禍で外食がしにくくなった2年前から徐々に人気となった。お笑い芸人のさま~ずや辻チャンネルでnoshを紹介している。2チャンネル共、有名芸能人であるため、再生回数は多く、合わせて100万回再生になる。

3位はメンズクリアがランクイン。最近は男性の脱毛需要が多いことがわかる結果になった。投稿本数に対する再生回数が多い。脱毛に関する関心が高まっていることがわかる。

ショート動画ランキング!

ショート動画ランキング1位はチャンネル総再生回数2位のISSEI/いっせい。スパイダーマンといっせいが戦う動画となっている。ショート動画は撮ってすぐに投稿できる利点だが、今回の動画は加工に力がはいっている。力を入れて作ったからこそ、何回も見たくなる中毒性が高い。

2位と3位にランクインしたのは、バヤシTVの動画。2位はテンポよくチキンサンドイッチを作っている。ポイントなのは最終的にサンドイッチのパンの部分がカツであったこと。3位の動画はSNSで大流行している麻薬卵の作り方紹介。話題になっているだけあって総再生回数は1.2億回になっている。

全体的にショート動画クリエイターの勢いが止まらない状況。まだまだ伸びると同社は分析している。

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